なんと言っても籐の椅子の良さは、軽いことではないでしょうか。
この良さを一番感じるのは、日々三度三度使う食卓椅子ではないでしょうか。
座る時に椅子を手前に引くにも掃除の時に動かすにも片手で出来るうえ、
しなって強靭です。
座り心地の良さ、そして美しいことからしても、
もっとたくさんの人に使って欲しいものです。
なんと言っても籐の椅子の良さは、軽いことではないでしょうか。
この良さを一番感じるのは、日々三度三度使う食卓椅子ではないでしょうか。
座る時に椅子を手前に引くにも掃除の時に動かすにも片手で出来るうえ、
しなって強靭です。
座り心地の良さ、そして美しいことからしても、
もっとたくさんの人に使って欲しいものです。
長岡貞夫デザインによる
肘掛から背面にかけて丸籐のループが美しい椅子です。
今回は、単独のカウチチェアと組んでセットにして使うことにしました。
40年以上続くデザインですが、
最初に出会ったときの感激は今でも覚えています。
1961年から続くロングセラーの椅子です。
この椅子を編みあげるには、かなりの熟練した技術を必要とします。
だからこそ1964年に、
M・ブロイヤーの推挙でニューヨーク近代美術館の永久展示品に選ばれ、
20世期を代表するデザインの一つとして栄誉を受けたとき、
剣持さんは作り手への謝意を強調しました。
デザイナーといい作り手といい、
日本にもこんなに素晴らしい籐の椅子が70年も前からあることを誇りに思います。
食卓の椅子、なかなか難しい。
家族それぞれ体型が違うのに同じ椅子なんて、どうなんでしょう。
食卓椅子に求める最低限の2つのこと、
食事の時、前屈みになっても腿に圧のかからない座面。
終わってお茶を飲む寛ぎの体勢で無理なく座ってられること。
そのためには
ひとつは、背もたれが高くてゆっくり出来る椅子
もうひとつは、腰を押してくれて背が真っ直ぐ立って長く座ってられる椅子。
なのでしょうけれど、理想に叶う椅子を見つけるのは 難しいですね。
長く家具屋をやっていてもなかなか結果も結論も出ない難問です。
だって、人はそれぞれの座り心地がありますから。
窓際の籐の編み上げカウチは昭和51年に
横浜カザマで最初に仕入れた紅籐の椅子です。
手前の丸座卓は、まだ籐家具は夏の家具といわれていた頃、
55年ほど前に8畳の和室の座卓として先代が購入したテーブルです。
その頃は梅雨明けに簾戸を障子と入れ替えて、
籐むしろを敷いて少し部屋の中が暗くなって
風が通って夏が来た!と思ったものでしたが、
今は普通にアルミサッシの窓の前で暮らしてます。
そういえばいつ頃からでしょうか、
籐筵をお求めになるお客様も少なくなりました。
それだけ空調機器が普及したのでしょうね。
でもこの上でゴロンとすると、
フローリングの上とはまた違って気持ちのよいものです。
今年の酷暑、頑張って乗り切りましょう。