2016年4月19日火曜日

プロヴィンシャルのスゲ座面椅子



座面の部分を菅笠の材料のスゲで編んだ、
プロヴィンシャルの食卓椅子が二脚入荷しました。

良い材料が手に入りにくくなったのと編手の職人さんが高齢になったとのことで
なかなか作ってもらえなくなった椅子です。

手で編んだというのは、それだけ人の手を経ているということなのですが、
それでこんなにも魅力的なのでしょうか。

家具作家が作ったテーブルにもガラスのテーブルにも、
ぴったりと寄り添ってくれます。

このプロヴィンシャルシリーズに最初からある椅子ですから、原点ともいえます。
背板の形も少しずつ変えてありますし、
座を編むことによって軽く強靱にもなっています。

手を掛けた商品がだんだん少なくなっていくのは、残念無念。
時の流れというだけではすまされない日本人の心の問題でしょうか。






2016年4月11日月曜日

サンタフェでキッチン改装


キッチン改装にあたり
システムキッチンの横にサンタフェシリーズで
カウンターテーブルと収納庫を作りました。

新しくなった流しの側面に目隠しと普段使いの食器などを収納するために
カウンターは、ぐるっと囲んだ形になりました。

アイボリー系の流し台ですので、サンタフェのグレイにしました。
天板は少々傷が付いても気にならない厚さ4cmの無垢板で、
色はナチュラルで仕上げました。
手前と奥2方向から使えるようなってます。

これも東間設計さんとの仕事になりました。

前回のプロヴィンシャルのキッチンといい、
今回のサンタフェといい、
普通にはちょっとない楽しいキッチンになったと思うのですが ・・・