12月に突入! だんだん寒くなってきました。
軽くて あったかくて 優しいマフラー届きました。
コロナにも負けず インフルエンザにも負けず 寒風にも負けず、
お仕事に遊びに出かけましょう。
誰にでもぴったりのソファ、なんてーーーー難しい。
特に年齢を重ねると
それなりに少しずつ座り心地も変わってくるものだと思います。
背中にひとつ、クッションを入れるだけで違ってきます。
クッションの中身にタオルを入れたりワタを足したりと
厚さや硬さを変えることで自分なりの居心地の良いくつろぎを作ってください。
tete工房の手紡ぎ手織りクッションを
他のクッションとも並べてみました。
座布団もいいなと思いましたがお尻に敷くのはね、
ということで化繊ワタを入れてもらいました。
ホント 飾りじゃないのよクッションは、と言うところでしょうか。
食卓の椅子、なかなか難しい。
家族それぞれ体型が違うのに同じ椅子なんて、どうなんでしょう。
食卓椅子に求める最低限の2つのこと、
食事の時、前屈みになっても腿に圧のかからない座面。
終わってお茶を飲む寛ぎの体勢で無理なく座ってられること。
そのためには
ひとつは、背もたれが高くてゆっくり出来る椅子
もうひとつは、腰を押してくれて背が真っ直ぐ立って長く座ってられる椅子。
なのでしょうけれど、理想に叶う椅子を見つけるのは 難しいですね。
長く家具屋をやっていてもなかなか結果も結論も出ない難問です。
だって、人はそれぞれの座り心地がありますから。
1978年から長く作り続けられている国産のイスです。
背もたれと肘かけの高さが同じに作られていて
なかなか座り心地のよい椅子です。
細い丸籐部分がナチュラルの皮付きの籐ですから
黒の花柄のドイツの生地でクッションを作りました。
家具の世界では同じものを長く作り続けることは少ないのですが
手作りの籐家具ならではのことかもしれません。
手織りでランチョンマットを作ってみました。
大き目のカレー皿も載ってこんな風におやつも載って
いろんなふうに使えるマット、
マットを一枚敷くだけで、ずいぶん雰囲気が違って見えるんです。
おまけにテーブルも汚れませんしね。
手持ちの布でもいいし、
ちょっと一枚、スーッと敷いてお茶してみませんか。
松本寛治さんの丸テーブルです。
漆塗りたて、クリの木目が際立ってトロトロのいい感じです。
直径140cmあると8人くらいで会食をしても余裕です。
この梅雨の頃、漆には湿気があつてベストシーズンなのですが、
塗りたて2週間くらいは汗ばんだ腕が触れるとかぶれますから、
このテーブルでお茶を楽しむのは少しお預けです。
窓際の籐の編み上げカウチは昭和51年に
横浜カザマで最初に仕入れた紅籐の椅子です。
手前の丸座卓は、まだ籐家具は夏の家具といわれていた頃、
55年ほど前に8畳の和室の座卓として先代が購入したテーブルです。
その頃は梅雨明けに簾戸を障子と入れ替えて、
籐むしろを敷いて少し部屋の中が暗くなって
風が通って夏が来た!と思ったものでしたが、
今は普通にアルミサッシの窓の前で暮らしてます。
そういえばいつ頃からでしょうか、
籐筵をお求めになるお客様も少なくなりました。
それだけ空調機器が普及したのでしょうね。
でもこの上でゴロンとすると、
フローリングの上とはまた違って気持ちのよいものです。
今年の酷暑、頑張って乗り切りましょう。
天板をマホガニー色に、脚を北海道民芸色に塗り分けてもらいました。
天板は無垢板ですから、一枚、一枚違いはあるのですが
このテーブル、木目がはっきりして綺麗な表情をしています。
今までの北海道民芸のテーブルとはちょっと違う雰囲気に仕上がりました。
20年前のスクリーンの修理が帰ってまいりました。
枠は北海道民芸製作ですから北海道まで送って全面塗り直しです。
ステンドグラスの破損部分を新しいガラスに入れ替えてもらって、
見事に元の形に戻りました。
透きのガラスが綺麗ですね。
無色のガラスなのに向こう側がはっきり見えなくて、
圧迫感なく仕切れるスクリーンだなと思います。
長く使うと劣化は避けられませんが、
修理してまた大事に使う、これもエコだと思いませんか。
ゴミにして廃棄処分もなんだか、悲しい話です。
ソファーの前のテーブルというと長方形の形が多いのですが
実際使うとなるとソファーから横を蟹歩きで出ないといけないなんて、ね。
この森繁のテーブル、
ほんとに綺麗な楕円形ですからスルッと抜け出せるのです。
ちょっとのことでリビングは楽に暮らせるのに
作り手も使う方も気が付かないことってありますね。